エンジニアリング - ダンパー
レンズ型せん断パネルダンパー(LSD)
大きなエネルギーも効率よく吸収
材料に低降伏点鋼(LY100・LY225)という極軟鋼材を使用しており、軟鋼材にくらべて強度は減少する一方、伸縮性は増大するので、小さな変形量で大きなエネルギーを吸収できます。
繰り返しの揺れにも耐力が持続
鋼板の中央部をレンズ形状に加工することで、せん断応力の均衡が促進するとともに歪みの集中の緩和がはかられ、鋼板が効率よく塑性化して、繰り返しの揺れにもしっかりと耐えます。
レンズ部のみの交換でコストを節減
ハイテンションボルトでの設置となるため、大規模地震によりレンズ部が損傷・損壊したときの交換が容易に行え、ライフサイクルコストの節減が期待できます。