日本鋳造株式会社

よくある質問

QDs値を0.05割増しなくても良い根拠は何処にあるの?

ANCベース「下ナットあり方式」は、実験による復元力特性が紡錘型になり優れた耐震性があるため、評認定上、Ds値の0.05 割増は必要ない事になっています。但し、保有耐力が必要保有耐力の1.1倍以上になっていることを確認してください。
尚、詳細は弊社ホームページの評定書 19頁を参照ください。

Q設計フロー(弊社技術ハンドブック)のルート3の
  • コンクリートの破壊防止
  • せん断破壊防止
  • ベースプレートの破断防止
の検討はどうするの?

A
  • コンクリートの破壊防止
    「コンクリート柱型の幅はベースプレート幅の1.15倍以上あること」
    「ベースプレートのエッジがRC柱立上り筋の内側に入っていること」
    を確認してください。
  • せん断破壊防止
    柱脚部の曲げ耐力から求まる最大せん断力を想定してRCの柱としてフープ筋を求め、設計ハンドブックの例に示しています。
    これと異なる場合は弊社「柱脚検定プログラム」を用いて検定して下さい。
  • ベースプレートの破断防止
    ベースプレートの耐力は評定内で確認されているため「破断防止」の検討は不要です。
    尚、詳細は弊社ホームページの評定書 23頁を参照ください。

(注)設計ハンドブックの詳細設計例を使用すれば、「コンクリートの破壊防止」、「ベースプレートの破断防止」の検討は不要です。「せん断破壊防止」は「柱脚検定プログラム」を用いて検定してください。

QRC柱型(礎柱)の立上り筋のフックは必要なの?

ANCベース工法は評定上、立上り筋のフックの規定はありません。
アンカーボルトに働く引張力に対して、コンクリート・コーン破壊面に入るRC柱立上り筋、基礎梁主筋、スタラップ筋の付着力で抵抗できれば立上り筋のフックは不要です。

(注)設計ハンドブックの詳細設計例を使用すれば、全て検定済です。

Q柱脚のせん断力の検討はどうしているの?

Aベースプレート下面と基礎コンクリート面の摩擦力で伝達させます。
せん断力が摩擦力を超える場合はアンカーボルトに負担させます。
「柱脚検定」プログラム等で検定出来ます。
それでも不足する場合はシアキー等の処置を講じてください。

Q設計ハンドブックの詳細設計例の表にある基礎梁主筋の「コーン部付着長さ」とは何?

Aアンカーボルトの引張力に抵抗するコーン破壊面の立上り筋の付着抵抗力及び基礎梁のスタラップ筋の抵抗力で不足する場合に、コーン破壊の抵抗に寄与する基礎梁主筋の必要長さの総和を表します。
尚、ホームページ > 設計情報 > 基礎柱型の詳細設計例 を参照ください。

Q『NCベース柱脚検定』プログラムの出力で柱脚部・柱型部情報の柱型部フープ筋間隔に「間隔」と「計算間隔」の表示があるが、その違いは?

A「間隔」とは実際のフープ筋間隔で、「計算間隔」とはRC柱(礎柱)のせん断耐力を計算する時に使用する間隔です。
RC柱型に立ち上がりがない場合は柱梁接合部として扱い、「間隔」は「計算間隔」の1.5倍にしています。(RC計算規準による)
RC柱型に立上りがある場合は「間隔」=「計算間隔」としています。

Q柱脚、柱型の耐力図表の資料がほしい。

A「柱脚検定」プログラムで検定し、[印刷設定]の「柱脚ー耐力情報」、「柱型ー耐力情報」をクリックして印刷してください。
詳しくはホームページの「柱脚検定プログラム」操作マニュアルを参照ください。

Q「柱脚検定」プログラムの柱脚、柱型の検定画面で判定結果と領域を示しているが、領域(No)とは何を表すの?

A柱脚の耐力算定式は、設計ハンドブックのP35〜P39に示されてます。
算定式の番号が領域のNoになります。
4本タイプでは(1)〜(3)式までが圧縮、(4)式以降が引張領域になります。
8本タイプでは(1)〜(5)式までが圧縮、(6)式以降が引張領域になります。

※柱型部の領域は下記の4つに分かれます。 (1)は全断面が圧縮状態にあるが許容値内にある。 (2)は圧縮側応力が卓越しているが、RC圧縮端が許容値内にある。 (3)は引張側応力が卓越しているが、引張側鉄筋が許容値内にある。 (4)は全主筋が引張状態にあるが許容値内にある。

QCFT柱で設計した場合、NCベースはどうするの?

A一般タイプも使用可能ですが、CFT柱用(壁ブレース用兼)の製品も用意してます。
軸力比が大きくなることを想定して、一般タイプより外形、板厚を増しています。

QNCベースの設計フロー図がほしいけど?

Aホームページから技術ハンドブックを開き、12ページ(15枚目)を印刷してお使いください。

Qカタログの型式仮定表の考え方は?

A骨組の柱断面にほぼ対応したNCベースの型式を表示しています。(柱材質毎)
但し、これ以外も使用可能です、回転剛性、耐力をご確認ください。

Q「冷間成形角形鋼管を柱に使用」した場合、地震時の応力割増係数、または耐力低減率はNCベース部分には適用しなくていいの?

A冷間成形角形鋼管では四隅が冷間加工により硬化し、伸び・変形能力が小さくなっているため、応力割増や耐力低減をしていますが、NCベースはそのような加工はされてなく、応力割増や耐力低減の必要はありません。